曳家(ひきや)とは? [住まいの豆知識]
曳家(ひきや)をご存知でしょうか?
建物を解体せずに移動する工法をいいます。また、建物の基礎部分を建て替える場合も曳家(ひきや)を行います。
「曳家(ひきや)は知っている。しかし、工事を見たことがない。」という方も少なくないのではないでしょうか?
先日、弊社で曳家工事を行いました。住み慣れた住まいの形をそのままに、新設した基礎への移動を行いました。基礎はもちろん、設備工事・断熱工事を施し、住まいが新しく生まれ変わります。
今回は、曳家(ひきや)について、写真と共にご紹介します。
建物を解体せずに移動する工法をいいます。また、建物の基礎部分を建て替える場合も曳家(ひきや)を行います。
「曳家(ひきや)は知っている。しかし、工事を見たことがない。」という方も少なくないのではないでしょうか?
先日、弊社で曳家工事を行いました。住み慣れた住まいの形をそのままに、新設した基礎への移動を行いました。基礎はもちろん、設備工事・断熱工事を施し、住まいが新しく生まれ変わります。
今回は、曳家(ひきや)について、写真と共にご紹介します。
レポート1日目
レポート3日目
ウインチで曳く
所定の位置まで移動後、角材を取り外し、新設した基礎のアンカーボルトに合わせて土台部分に穴を開け、ジャッキダウンを行います。こうして、曳家工事が完了しました。
曳家工事とは、技術はもちろんですが、技術者同士の呼吸を合わせることが大切であり、だからこそ、慎重に手作業で工事を行う必要があるのです。
5000年前の古代エジプト文明では、「テコ」と「コロ」の原理を応用した技術で、大きな建造物が造られていました。曳家技術の原点は、歴史深く、優れた文明の証しであるといわれています。
現代の曳家工法でも、レールを使用し、「コロ」に乗せた建築物をウインチで曳き、目的地まで移動します。
その原理は、今も昔も変わらない伝統的工法なのです。
現代の曳家工法でも、レールを使用し、「コロ」に乗せた建築物をウインチで曳き、目的地まで移動します。
その原理は、今も昔も変わらない伝統的工法なのです。
今回ご紹介した曳家(ひきや)もそうですが、住まいを財産として捉え永く住み継がれていくことができる家づくりを目指す。それは、環境保全へのひとつの答えであり、これからの社会にむけた資産価値のある家づくりといえます。
曳家さんご紹介
| 有限会社金田工業所
長野県須坂市大字須坂春木町513 電話 026-245-0729 |