本文へ移動

24時間換気システムのお役立ち情報! [住まいの豆知識]

24時間換気は、2003年に施行された建築基準法により、新築住宅には設置が義務付けられています。なぜなら、近年の高気密・高断熱の住宅では、しっかりと換気を行わないとシックハウス症候群による健康被害が起きる可能性があるからです。
そのため、節約などの理由で24時間換気を止めてはいけません。

約6割もの人が「掃除していない」といわれる24 時間換気システムですが、24時間換気フィルターを定期的に掃除及び交換することで効率的な換気が実現し、電気代節約・換気の効率アップにつながります(エアコンについても同様)。

そこで、住環境を整える換気扇・エアコンの掃除についてアドバイスいたします!

「24時間換気システム」 換気口の掃除方法



※3~6ヶ月に一度の頻度で掃除を行いましょう。

給気口の掃除手順

 ① カバーを外す
換気口のカバーを上にスライドさせて取り外します。カバーにホコリ等が付着する場合は、外す前に布巾で簡単に拭き取りましょう。
 ② 各パーツを外す
(1)シャッター(カバー) ➡
(2)フィルター押さえ ➡
(3)フィルター の順に取り外し、(1)(2)の汚れを布巾で拭き取る。
 ③ フィルターを洗う
(3)のフィルターは、水またはぬるま湯(40℃以下)に中性洗剤を入れ、キレイになるまで押し洗いをしましょう。

 ④ よく乾かす
各パーツを十分に乾かす。
(3)のフィルターは、水洗い5~6回を目安に交換してください。
※弊社にお問い合わせください。
 ⑤ 各パーツを付ける
②で取り外したのとは逆の手順、
(3)フィルター ➡
(2)フィルター押さえ ➡
(1)のシャッターを取り付けて完了!

排気口の掃除手順

 ⑥ カバーを外す前に
排気口のカバーを取りす前に、まずは掃除機でカバーの汚れを吸い取ります。大きなホコリが内側に入り込むのを防ぎます。
 ⑦ カバー外す
カバーのホコリがある程度取れたら、本体からカバーを取り外します。


 ⑧ カバーの汚れを取る
残った汚れも、カバーの外側から掃除機で丁寧に吸い取ります。枠部の汚れが気になる場合は、布巾で拭き取りましょう。

 ⑨ ファンの汚れを取る
ファン部分の汚れも掃除機で吸い取ります。掃除機で吸い取り切れない汚れは、布巾で拭き取りましょう。
 ⑩ カバー戻す
本体カバーを取り付けて完了!
すっきりして気持ちがいいですね!


夏の終わりに エアコンの掃除方法





※年一回、9~10月に行うのが最適。 数年に一回は、クリーニング専門業者に依頼すると安心です。

室内機の掃除手順

 ① パネルを開ける
エアコンのパネルを開きます。パネル内部にホコリが溜まっている場合があるので、エアコン下の家具などは移動しておきましょう。
 ② 各パーツを外す
エアコンには、お掃除機能「あり/なし」によってパーツの配置が異なります。今回は、「あり」のエアコンでご説明します。

 ③ ダストBOXを外す
お掃除ユニットが集めたゴミの行き先となるダストBOXを取り外します。


 ④ フィルターを外す
ダストBOXの上部に設置されたフィルターを引き出し、取り外します。


 ⑤ ダストBOXの掃除
③で取り外したダストBOX内部のゴミを、掃除機で吸い取りましょう。


 ⑥ フィルターの掃除
④で取り外したフィルターのホコリを、掃除機で吸い取りましょう。取れないホコリは、裏側から水洗いし、ホコリを洗い流しましょう。
 ⑦ 各パーツを戻す
⑥で水洗いした場合はフィルターをよく乾かしてからエアコン本体に各パーツを取り付け、パネルを戻して完了!

室外機の掃除手順

 ⑧ ホースの準備
エアコンの室外機は、側面と背面をやさしく水洗いです。弱い水圧で掃除を行いましょう。
※正面に水をかけてはいけません!
 ⑨ 側面を水洗い
室外機に余計な水分が入ると故障の原因になってしまいます。
上から“雨を降らすように”やさしく洗い流しましょう。
 ⑩ 背面を水洗い
背面部分も⑨と同様です。
上から“雨を降らすように”やさしく洗い流しましょう。

 2024.09
TOPへ戻る