リノベーション?新築? 迷ったときのポイント! [住まいの豆知識]
【お客様の悩み】
今お住まいの家が、ライフスタイルや家族構成の変化によって合わなくなってきた 。あるいは、耐震性や断熱性に不安がありこのまま住み続けるのは不安。そのような時、リノベーションして住み続けるか、新築に建て替えるか、悩まれる事と思います。
今お住まいの家が、ライフスタイルや家族構成の変化によって合わなくなってきた 。あるいは、耐震性や断熱性に不安がありこのまま住み続けるのは不安。そのような時、リノベーションして住み続けるか、新築に建て替えるか、悩まれる事と思います。
今回はリノベーション(大規模改修)※ を検討する前に知っておきたい、新築建て替えと比較した際のメリット・デメリットについて説明します。
※建物の基礎・柱・梁などの構造部分を残して、あとは全て新しくする内容で比較しています(以下、リノベーションとする)。
※建物の基礎・柱・梁などの構造部分を残して、あとは全て新しくする内容で比較しています(以下、リノベーションとする)。
■ リノベーションのメリット
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① 新築に比べてコストが抑えられる(家の性能は新築と同等になります)
⑤ 再建築不可能な土地でも引き続き住み続けることが出来る
40坪の住宅で考えた場合、新築建て替え総額とリノベーション総額では、差額の合計が450万円にもなります(当社概算)。 この差額を40坪で割り出すと、坪単価で10万円以上もお得!になります。 |
② 先祖が残してくれた柱・梁を活かす事で、世代を 超えた住み継ぎが出来る(サスティナブルデザイン)
③ 増築、減築をする事で希望にあわせたプランが可能
④ 新築に比べて固定資産税・不動産取得税などの税金が安い
⑤ 再建築不可能な土地でも引き続き住み続けることが出来る
■ リノベーションのデメリット
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① 既存の柱・梁を活かす事により、間取リ・開口部にある程度制限がかかる
② 間取りはある程度自由になるが、基本的な建物の形は変わらない
③ 劣化、欠陥があった場合に追加費用がかかる(基礎の強度不足、土台や柱の腐食など)
④ 長期優良住宅などの取得が困難
■ まとめ
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今回比較したリノベーションは、基礎・柱・梁などの構造体を残してあとは全て新しくする内容で検討しましたが、状況によっては屋根をそのまま残すなどの検討をし、更にコストを抑えることも可能です。
ただし、「構造体が再利用できる」ことが条件となります。その基準として、昭和56年6月以降に着工した建物(新耐震基準に該当)であるかが重要です。
(昭和56年と平成17年に、求められる耐震性能が引き上げられています。)
ただし、「構造体が再利用できる」ことが条件となります。その基準として、昭和56年6月以降に着工した建物(新耐震基準に該当)であるかが重要です。
(昭和56年と平成17年に、求められる耐震性能が引き上げられています。)
最終的には、私たちが現地にて調査を行い判断します。
【リセットの家】※当社事例
・築40年。昔ながらの和風住宅を二世帯住宅にしたいとご希望されたお客様の事例です。
・旧耐震基準に該当する住宅のため、断熱性能はもちろん、基礎や柱に耐震補強を施しました。
・旧耐震基準に該当する住宅のため、断熱性能はもちろん、基礎や柱に耐震補強を施しました。
2018.03