【程よい距離感の二世帯の家】
-DATA-
注文住宅 【設計・施工】
完成 :平成30年11月
構造 :木造2階建/二世帯住宅
床面積 :178.47㎡(54坪)
建設地 :長野県 中野市
床材 :赤マツ無垢フローリング
特徴 :
緑豊かな中野市に完成した二世帯住宅は、玄関のみ共有、親世帯が1LDK、子世帯が4LDKの間取りとなっています。両世帯に独立した水廻りを備え、延べ床面積54坪にまとめたコンパクトな分離型二世帯住宅です。
ライフサイクル等が異なる世帯がひとつ屋根の下でストレスなく暮らせるように、単純に生活空間を分離するだけでなく、音に配慮した間取りとしています。
もっとも気になるのが、トイレ、キッチン、バスなどの水回りからの生活音。両世帯ともに水回りは1階とし、両世帯の境界線上にバス、トイレ、洗濯室を隣り合わせて配置することで、各々の生活音の緩衝空間になっています。
寝室は上下重ならない配置とし、階段からも遠ざけています。両世帯のプライバシーを重視しつつ、玄関を通じてお互いを気軽に行き来できる、程良い距離感の二世帯住宅となりました。