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長野地域に合った「住まいの防犯対策」への取り組み [住まいの豆知識]

ニュースなどでも報じられているとおり、近ごろ、手口が巧妙化かつ凶悪化した侵入犯罪が増えています。店舗だけでなく一般住宅も被害に遭っていて、ときには命までもが危ぶまれる事態にまで発展しています。こうした傾向から、防犯意識を高め、住まいの防犯対策を更に強化していくことが求められています。
犯罪の手口を理解し、地域に合った効果的な防犯対策を知り、自分や家族の命と財産を守りましょう。

1. 狙われやすい田舎の家

都会よりも田舎の方が侵入しやすい!
人目につかない家が多い
泥棒がじっくり侵入できる
鍵をかけない家が多い
「ちょっと畑に行くだけ」で無施錠
留守にする時間が長い
畑作業や買い物で家を空けやすい
防犯対策が甘い
防犯カメラやセンサーライトが少ない

空き巣の心理:『都会より田舎の方が楽』
都会の家
田舎の家
二重ロックが当たり前
無施錠が多い
防犯カメラやセンサーが多い
周りに人がいなくて気づかれにくい
近隣の住民がすぐに通報する
畑や倉庫に貴重品があることも
 ▶▶▶  リスクが高いから泥棒も避ける ▶▶▶  「楽に侵入できる」と思われる

2. 実際の被害事例

北信・長野地域でもこんな事件が!
 農機具や工具が盗まれた!
 物置や倉庫の金属類(銅線・アルミ)が盗まれた!
 留守中に空き巣に入られた!(冷蔵庫の中のものまで)
 車の交換用タイヤ(夏用・冬用)が盗まれた!
田舎では「ご近所同士のつながりがあるから安全」と思われがちですが、最近ではどの地域でも空き巣などのリスクがあります。
特に、防犯意識が薄いと狙われやすくなるため、手軽にできる対策を地域に合った形で取り入れることが大切です。

北信・長野地域で取り組みやすい防犯対策
地域特有の盲点を意識する ①
  玄関や勝手口を施錠する習慣をつける
  (無締り侵入手口が1位)
「田舎だから大丈夫」と思わず、在宅中でも鍵をかける
補助錠を追加する
(安価なサッシ用ストッパーやワンドア・ツーロック)
地域特有の盲点を意識する ②
  裏口・納屋・倉庫の管理を徹底
・ 「人目につきやすい場所」ほど狙われやすい
・ 倉庫や納屋にも鍵をつける&センサーライトを設置


田舎だからこそできる「見守り防犯」 ①
  ご近所との声かけを意識する
・ 「知らない人を見かけたら声をかける」だけでも抑止力に
・ 地域の防犯情報を共有 (LINEグループや掲示板活用)

田舎だからこそできる「見守り防犯」 ②
 「留守を悟らせない」工夫
・ 新聞や郵便物をためない (旅行時は一時停止手続き)
・ 農作業で家を空ける時間帯にも鍵をかける
・ 夜間照明を活用する  (タイマー付きLEDで在宅感を出す)
低コストで効果的な防犯設備を活用 ①
  防犯カメラやダミーカメラを設置 (約1,000円~)
・ 「カメラがある家」は侵入を避けられやすい
・ ソーラー式の防犯カメラなら電源不要で設置も簡単
低コストで効果的な防犯設備を活用 ②
  人感センサーライトを活用 (約3,000円~)
・ 玄関・勝手口・畑の倉庫などに設置すると近寄りにくくなる

低コストで効果的な防犯設備を活用 ③
 防犯砂利を敷く
・ 足音が鳴るようにするだけで防犯効果あり


「田舎だからこそ狙われる」意識を持つ
  地域に合った効果的な取り組みを
・ 空き巣は都会だけでなく、人気の少ない田舎の家も狙う
・ 逆に、「地域の目が光っている地域」は避けられやすい
・ 田舎だからこそ、「見守り+設備の組み合わせ」が効果的
【日常での心構え】
自宅に必要以上の現金を置かないことも大切です
【防犯配慮住宅 参考サイト】
YKK AP データで知るかしこい対策 ≪防犯配慮の家≫
2025.10
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